○ゆずの木に入れる前
2歳後半の長女は、エネルギーがありあまっていたようです。
私達夫婦では、相手をするのが厳しくなってきました。
妻には家事と生まれたばかりの次女の世話、
私には仕事があります。
事務所を家においているので、ますます大変です。
長女が起きている間は、仕事になりません。
近くに同じくらいの子供が遊んでいる様子もなく、
このままだと、同い年の子達と遊ぶ機会を作れないのではないか
と不安になりました。
川越にいた頃は、近くの公園に行けば、1〜3歳児をつれた
お母さんたちとも会えました。
寄居では、近くの公園にいっても誰も居ません。
夕方になって小学生たちが遊ぶ程度でしょうか。
自然の中で遊ぶといっても、私達だけでは限界があります。
そんな状況でしたので、ゆずの木に入れる日を、
いまかいまかと待ち望んでいました。
○ゆずの木に入れた直後
やはり最初、長女はとまどっていたようです。
「行きたくなーい」とぐずって泣いたこともありました。
ただ、1週間もすると、泣きもせず、行くようになりました。
クラスを担当してくれた保育士さんが好きになったようです。
家に帰ると、保育士さん達の名前を言うようになりました。
最初はびっくりして戸惑いましたが、
ゆずの木では、保育士さん達を「先生」と呼ばず
呼び捨てにしたり、ちゃん付けで呼んでいます。
○2歳児のクラスから、3歳児のクラスへ
入園したのが、3月だったので、
1ヶ月もすると、3歳児のクラスになりました。
「さくら組」から「くり組」です。
保育士さん達とは、仲良く遊ぶのですが、
なかなか友達同士では遊びません。
「3歳児は、こんなもんですよー」
と、保育士さん達からは言われますが、
やはり心配になります。
「きちんと友達ができるのか?」
「やっぱり前からいる子たちとは、ちがうのか」
「なかなか馴染めないのでは・・・」
ただ、親の杞憂に終ったようです。
半年ぐらいたってから、だんだん友達の名前が
家でも出てきたり
保育園で遊んでいる様子が見られるようになりました。
今は、毎朝楽しそうに保育園に通っています。
帰りもなかなか帰ろうとしてくれません。
そのくらい遊んでいるのが楽しいみたいですね。